「なにを書けばいいかわからない」
でも、いざ「どんなことを書きたいですか?」と聞かれると、頭が真っ白になってしまう。
その原因の多くは、「自分の経験なんて、本にするほどのものじゃない」と思い込んでいることにあります。

わたしはこれまで3,000件以上の鑑定と2冊のKindle出版を通じて、多くの方の人生経験と向き合ってきました。
そこで気づいたことがあります。
「自分にはなにもない」と思っている人ほど、実は1冊分以上の素材を持っているということ。
問題は、素材がないことではありません。 自分の経験の価値に気づけていないだけなんです。
この記事では、「普通」だと思っている経験が、なぜ本になるのか。そして、想いや経験をどうやって1冊の本に整えていくのかをお伝えします。
じぶんにとっての「当たり前の経験」こそ、読者が求めている
「自分には特別な実績も、波乱万丈な人生もないから……」
そう思って、手が止まっていませんか?
でも、読者が本当に読みたいのは、華やかな成功談ではありません。
「自分と似た境遇の人が、悩み、どう乗り越えたのか」
そのプロセスにこそ、お金を払ってでも読みたい価値があります。
どちらを読みたくなりますか?
- 年商1億の成功ストーリー
- 地方の小さな工務店が、価格競争をやめて指名だけで回るようになるまでの10年
1は「すごい」で終わりますが、自分の状況に重ね、勇気をもらえるのは2ではないでしょうか。
つまり、読者が求めているのは「雲の上の人」ではなく、「自分と同じ壁を少し先に越えた人」の言葉なのです。
あなたが当たり前だと思っている経験の中に、今まさに同じ壁にぶつかっている誰かが喉から手が出るほど欲しい答えが眠っています。

わたし自身、出版を考え始めたとき「これを書いて誰が読むんだろう」とと不安でした。
毒親育ちで、じぶんを責め続けながら、総務の仕事を淡々とこなしてきた。それが「当たり前」だったので、特別なことなど何もないと思っていたんです。
苦しかったからこそ見えていた景色が、そのまま誰かへのギフトになるということに気づいたのです。
派手な実績も特別な才能もいらない。
あなたのこれまでの歩みが、誰かにとっての光になります。
あなたの経験を「1冊の本」に整える3ステップ
テーマは探すものではなく、じぶんの経験を整理した先に「見えてくる」ものです。
ここでは、普通だと思っていた経験を出版テーマに変える流れを、3つのステップで整理します。
じぶんの経験を4つの視点で棚卸しする
まず、あなたの中にどんな「素材」があるかを確認します。次の4つのうち、どれか1つでも当てはまれば、本のテーマになりえます。
| 視点 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 普通の人よりもくわしいこと | 業界歴・専門知識・経験年数 | 20年続けてきた地域密着の経営、職人として培った技術 |
| 変わった経験や珍しいスキル | 一般的でないキャリア・体験 | 地方でゼロから起業、廃業寸前からの立て直し経験 |
| 逆境からの経験 | 苦しかった時期・失敗・転換点 | 事業の危機、後継者問題、業界の変化への対応、母になったことで育児と仕事の両立が大変になった |
| 業界内の当たり前をまとめた情報 | 業界内には常識でも、業界外では驚きや発見に繋がることも。 | 地域の商慣習、現場でしか知らない経営の知恵 |
特に「逆境からの経験」は唯一無二です。苦しかったからこそ見えたことを書いた本は、同じ経験を持つ読者に深く刺さります。
じぶんの経験の中で書けそうなことがないか?この視点で一度考えてみてください。

素材を、3つの問いで深掘りする
STEP1で選んだ素材に対し、次の問いで深掘りしてみましょう。
テーマの原石を磨く3つの問い
- 仕事・事業でいちばん苦しかった経験は何か?
- その経験を通して、どんなことを学んだか?
- 失敗から得たこと、当時の自分に言ってあげたいこと
- 同じ苦しさを抱えている人に、今の自分なら、どんなことを伝えられるか?
それぞれの答えに「なぜ?」と5回繰り返していくと、あなたにしか書けない本のテーマの原石が磨かれます。
たとえば「逆境からの経験」を選んだ場合、①で「廃業寸前の資金繰り」が出てきて、②で「捨てる判断が経営を変えた」という学びが出てきて、③で「同じ壁にぶつかっている地方の経営者に伝えたい」となる——こんな感じです。
人生経験の転換期を言語化する
STEP2でテーマの方向性が見つかったら、次は1冊の本の形に整えていきます。
経験をそのまま書くだけでは、読者には届きません。「誰がどう変われるか」という形に整えましょう。
| 人生経験 | わたしは、どう変化したのか? |
|---|---|
| 地域のために仕事をしてきた | 地方の小さな工務店が、価格競争をやめて指名だけで回るようになるまでの10年 |
| 苦労して会社を続けてきた | 廃業寸前から売上を3倍にした、地方メーカーの「捨てる経営」 |
| 職人として技術を磨いてきた | 後継者がいない町の職人が、Kindleで技術を残した理由 |
たくさんの方に届くために、人生経験を本にするコツは、STEP 2の②「何を学んだか」と③「誰に伝えたいか」を組み合わせることです。
次の「魔法の1文」が書けたとき、あなたにしか書けないテーマが完成します。
魔法の1文
「〇〇で苦しんでいた(読者像)が、この本を読むことで△△できるようになる」
たとえば先ほどの例なら、 「廃業寸前で追い込まれている地方の経営者が、この本を読むことで”捨てる判断”ができるようになる」
この1文が書けたとき、出版テーマの完成です。
「いつ」「どんな場面で」「どう変わったか」まで考え、周りの人に伝わりやすい形に変換することを意識してみてくださいね。

まとめ——テーマは整理の結果として見えてくる
テーマは、ひらめきだけで決まるものではありません。
じぶんの経験を整理し、読者に届く形へ変換していく中で見えてくるものです。
- じぶんの「当たり前」の中にある素材を棚卸しする
- その経験から得た学びを、読者に向けて深掘りする
- 「誰が、どう変われる本なのか」を1文にする

あなたが普通だと思っている経験の中にも、誰かにとって必要な答えが眠っています。
ただ、その価値は自分では見えにくいものです。
近すぎる経験ほど、
「こんなことを書いていいのかな」
「これは本当にテーマになるのかな」
と迷いやすい。
だからこそ、まずは整理することが大切です。
経験を言葉にしていくうちに、バラバラに見えていた人生が、1本の軸でつながっていくことがあります。
その軸が見えたとき、あなたの経験は「ただの過去」ではなく、誰かに届く1冊の本のテーマに変わるはずですよ。
「じぶんの経験を本にしたい!」と思ったあなたへ
ここまで読んでくださったあなたは、「経験を整理すれば、本のテーマは見えてくる」という流れをつかめたはず。
あとは、あなたの経験に当てはめて整理するだけです。

とはいえ、
- 手順はわかったけど、自分の場合はどこから始めればいいの?
- このやり方で本当に合っているの?
- 100日後に出版するには、何から始めればいい?
そう迷うこともあるかもしれません。
自分の経験は、自分にとって近すぎるから。
価値がある部分ほど、「これくらい普通」と見過ごしてしまうことがあります。
そこで、あなたの本のテーマを明確にし、迷いなく進むための「地図」と「ワークシート」をご用意しました。
100日で出版を可能にするための3大特典を受け取って、最初の一歩を踏み出してくださいね。
100日で出版を可能にするための3大特典
- 100日で出版できる! Kindle出版ロードマップ
企画から出版、その先の集客導線までを見える化したロードマップです。
こちらの記事で紹介した手順を、100日で出版するためのスケジュールに落とし込んでいるため、「いつ、何をすればいいのか」出版までの流れを具体的にイメージできます。 - 「あなたの経験は本になる?」棚卸しワークシート
- この記事でお伝えした内容を、自分の経験に当てはめて整理するための質問シートです。
- 「なにを書けばいいかわからない」という状態から、書くべきテーマの種を見つけるところまで進められます。
- 無料相談特典(30分)
- あなたの経験をもとに、100日で出版するための個別ロードマップを一緒に整理します。
- 100日で出版するための、個別ロードマップ
⇒あなたのペースに合わせた、具体的なスケジュールをお渡しします - 本の目次(構成)を一緒に完成
⇒「なにを書けばいいかわからない」を、その場で整理します
- 100日で出版するための、個別ロードマップ
- あなたの経験をもとに、100日で出版するための個別ロードマップを一緒に整理します。
「いつか本を出したい」そう思っているだけでは、なかなか形になりません。
でも、経験を整理し、テーマを決め、進む順番が見えれば、最初の一歩は踏み出せます。
あなたの経験を、読まれる本に変えるために。
まずは、100日で出版するための全体図を受け取ってくださいね。
\ 100日後に本を出す一歩を踏み出す/
100日後には、あなたの経験が本になる。
「読まれる本」にするための第一歩を、一緒に踏み出しましょう!
次回予告
次回は、「なぜ出版プロデュースに占星術を使うのか?」についてお届けします。
「占いと出版って、何が関係あるの?」と思った方に向けて、ホロスコープを使ったテーマ設計や出版タイミングの考え方を解説します。


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 占いの佑珠衣(ゆみえ) 「自分の経験なんて普通」と思う人のためのKindle出版テーマの見つけ方:普通の人生を「読まれる本」に変え… 「自分の経験なんて普通」と思っていませ […]